いちごを食べて世界一を目指そう

地中熱の業務に従事していたときに、いちご栽培の知見を得ました。日本のいちごは見た目と味がいいのでアジアの富裕層に人気があるということでした。

低GI食品でありビタミンCも豊富です。いちごが嫌いな人はいないことでしょう。いちごの最大の魅力は、バナナ並に手軽に食べることができるということです。りんごや柿のように皮を剥かなくていいのはありがたいです。

そして似たように手間がかからないのはぶどうですが、種があったり皮の部分に酸っぱさや固さ、枝の部分の廃棄もあります。全体としていちごの方が食べるまでの手間と廃棄の量や手間がかからない優良果物です。

いちごの変わった食べ方

普通の人はこんな食べ方をしないと思いますが、意外と美味しいのでcopilotにイメージ画像を作成してもらいました。hot milkの中にいちごを入れて食べるというものです。いちごのシーズンが冬から5月初旬までの寒い時期なので、hot milkと相性がいいです。

  1. 私の場合、ガスコンロで鍋に牛乳を入れて温めてからコーヒーカップに移します。
  2. milkが熱々なので、洗ったいちごを2つ入れると温度が下がってグッド
イメージ画像

牛乳は温めると甘さが増すので、練乳を使用しなくてもいちごの良さを引き出してくれます。

イメージ画像

のどに詰まるといけないので、いちごを半分に切ってから入れたり、スプーンを使ってカップ内で潰しながら食べたりと好きなように食べてください。

世界のいちご生産量(2023年、FAOSTAT)

なんと日本が世界の生産量で11位にランキングしていました。りんごだとどこにいるのだろうでしたが、いちごだと少し頑張れば10位以内にランキングできます。地方には土地が余っていますので増産は物理的に可能です。

品種改良や栽培方法もハウス栽培や工場栽培で一年中収穫することができるようになりました。

そして世界3位以内にランキングするくらいになると自信もついてくるので他方面にもいい影響が出るはずです。

RankingAreaValue(t)
1China4,209,270
2U.S.A1,250,100
3Egypt731,145
4Türkiye676,818
5Mexico641,552
6Spain329,280
7Russian Federation261,168
8Poland194,500
9Brazil187,796
10Republic of Korea177,682
11Japan158,468

世界のいちご輸出量(2023年、FAOSTAT)

生産量に対する輸出割合も載せてみました。スペイン、ギリシャ、オランダが自国消費よりも輸出の割合が高いです。

RankAreaValue(t)Ratio
1Spain246,56575%
2Mexico184,77229%
3U.S.A151,67612%
4Greece83,47377%
5Netherlands 59,57875%
6Egypt45,8396%
7Türkiye37,6686%
8Belgium35,909
9Poland20,25810%
10Azerbaijan18,749

※スペインの輸出額は当時の平均為替レートを140円/USドルとして1,061億円となります。

日本のいちご輸出量(2023年、農水省)

2013年の輸出実績が127tであったことを考えると、2023年は20倍の輸出量なのでかなりの成長率です。金額的にはまだまだだとしても成長分野ではあります。

輸出額としては2,506tで61.6億円となっております。

RankAreaValue(t)Ratio
内訳全体2,5061.58%
1香港1,97978.97%
2台湾27210.85%
3タイ1054.19%

第73代農林水産大臣の鈴木憲和さんには大きな期待を寄せるとともに、自分ができるのはスナック菓子やカップラーメンから国内産果物に転換することだけです。できるところから日本のために頑張りたいと思います。

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